新入社員教育について

業務部

弊社としての社員教育への取組みは、「ネット教育委員会」が立案から実践までを行っており、
新入社員教育は次の5段階に分けられています。

   1.入社前教育 教本による自主的な学習を前提
   2.社会人一般教育 日本ソフトウェア産業協会主催の合同研修会への参加
   3.社内一般教育 弊社総括部による一般教育の実施
   4.技術集合教育 弊社業務部による基本技術教育の実施
            (含、未経験者向けコンピュータの基礎教育)
   5.PJT配属後教育 弊社技術部による専門技術教育の実施

ここでは、期間的に一番長くかつ重要と位置付けております技術集合教育について以下にご案内いたします。

新入社員技術集合教育概要
方針 新入社員教育は、当人の意欲、努力のもと、自主的に実施する。
会社は、必要な環境を提供し、補佐を行う。
目的 1.社会人としての常識、技術者としての基本を身につける。
2.目標を持ち学ぶ姿勢、働く姿勢を養う。
3.向上心、探究心、責任感、自主性、積極性を育てる。

技術研修について
期間 4月〜9月
環境 1.社内LAN環境にて実施する。
2.統合開発環境(IDE)にて実施する。
3.新入社員用のメールアカウントを申請し、技術的に困った点等の質問を
  [ネット教育委員会]および非常勤講師にできるようにする。

研修内容ついて
  1.オリエンテーション
  技術集合教育概要説明を行う。(方針・目的・スケジュール…)
  また、研修全般にわたっての共通事項は以下のとおりである。
    ・個人での作業と発表の場を設ける。
    ・グループでの作業と発表の場を設ける。
    ・文書、実施記録、品質記録を残すことも主眼に置く。
    ・進捗状況を毎週[ネット教育委員会]に報告する。
    ・各種文書フォーマットの作成、および文書管理を行う。

  2.アンケート調査、面談による新入社員の技術レベル確認
    ・パソコン等のコンピュータ使用状況を調査する。
    ・文書作成等のソフト使用状況を調査する。
    ・プログラミング言語使用状況を調査する。
    ・面談実施後にグループ作業を行うグループ分けをする。
    ・社会人一般教育についての報告書を作成する。(グループ作業)
    ・社内一般教育についての報告書を作成する。(グループ作業)
    ・コンピュータの基礎教育対象者の確認。

  3.情報のリテラシー(読み書き能力)向上のための教育・啓蒙活動
    ・リテラシー度チェックを実施する。
    ・連絡文書、電子メール作成の基本教育を行う。
    ・交代制で朝礼の挨拶を行う。
    ・交代制で日経新聞の記事を読む。
    ・交代制でことわざを紹介する。
    ・交代制で4字熟語を紹介する。
    ・コミュニケーション技術を習得する。

  4.パソコンのネットワーク接続(グループ作業)
    ・社内LAN環境の調査とパソコンのネットワーク接続を行う。
    ・社内(ネットワーク)システム構成図の作成と各パソコンのスペック、
      OSおよびアプリケーションソフト一覧を作成する。

  5.情報と経営
    ・企業の組織形態と各部門の業務活動および部門間連携についての講義を行う。
    ・自部門(新入社員)での仕事内容と他部門との関連についての講義を行う。
    ・企業間の契約と守秘義務等の講義を行う。基本および個別契約事例を紹介する。
    ・情報管理(セキュリティ、個人情報保護を含む。)教育を行う。
    ・労働安全衛生、環境対策、人権保護(セクハラ防止を含む。)教育を行う。
    ・アポイントメントセールス、キャッチセールス、インターネット通信販売、電話勧誘販売、訪問販売、
      マルチ商法等の消費者教育研修を行う。

  6.一般的なソフトウェア開発についての講義
    ・ソフトウェアエンジニアリング
    ・ソフトウェアのライフサイクル
    ・ソフトウェア開発のプロセスモデル
    ・ソフトウェア開発事例(自己申告書内の業務内容記述)の紹介

  7.SE(システムエンジニア)としての基礎講義
    ・SEとしての基礎知識およびシステム設計概要
    ・SEとしての心構え

  8.プロジェクト管理概要についての講義(QCD中心)
    ・品質管理(Quality)
    ・コスト(Cost)
    ・納期(Delivery)

  9.社内生産管理についての説明
    ・生産管理
    ・労務管理
    ・人件費管理

10.ソフトウェア品質確保の取組みの紹介
    ・ISO9001概要説明を行う。
    ・品質確保としての活動事例を紹介する。

11.環境保全活動の取組みの紹介
    ・環境対策としての活動事例を紹介する。
    ・社会生活における環境対策を行う。

12.ソフトウェア開発教育
    ・Microsoft Visual C++ IDE環境にて実施する。
    ・例題はConsole ApplicationにてC言語にて作成する。
    ・例題は、個人用とグループ用があり、スケジュール表を作成の上、開発する。
    ・簡単な例題だが、曖昧な要求仕様から設計フェーズの作業を行い、上流工程の作業イメージ、
      重要さを認識させる。
    ・例題を通じて、単に「バグのないプログラム」ではなく「本質的に正しい構造のプログラム」の作り方を学習する。
    ・プログラミング作法、コーディング規約等の教育を行う。
    ・必要に応じて、配列とポインタの操作、構造体の扱い等の言語教育を行う。
    ・プログラム設計レビュー、コードレビューの実施とそのフォーローアップ管理を含め品質記録を残す。

13.コンピュータの基礎教育
    ・未経験者を対象とします。但し、希望が有れば経験者も受講可。
    ・コンピュータの仕組み/動作等についての学習。与えられた課題を順番に発表。
    ・基本的なアルゴリズム(検索等)をフローチャートを利用して理解する。
    ・Solaris上でC言語のプログラムを組む。プログラムの作成本数を増やすことにより理解が進む、という考え方で実施。
    ・定期的に『ふりかえり』(KPT法)を実施し、作業に対する『向上心』『気づき』を促す。

14.プロジェクト紹介(担当者が業務概要を紹介する。)
    ・システム構成図(概略図)をもとに、システム概要と担当業務概要、必要な技術について説明する。
    ・仕事への取組み方の参考となる失敗談等と、その原因および対応について紹介する。
     (愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。)

15.前項のプロジェクト紹介の中でというより、技術中心に講義したほうがよい。以下の技術は
      社内スペシャリストの講師を招き、集合教育後半に実施する。
       ・Java講義+実習JDK(グループワーク)
    ・RDB(Oracle) データベース入門〜管理までの教材を使用したCBT
    ・Linux+PostgreSQL実習
    ・ネットワーク、セキュリティ講義
    ・Solaris C環境下での開発 (Unixコマンド、エディタ、デバッガ)

16.プロジェクトへの配属が決定した場合は、本人の不安を取り除く意味でも当該プロジェクトで
      必要な技術研修を行う。

17.新入社員による企業訪問、ボランティア活動、ウォーキング・ラリー等を実施する。

18.通信教育、WBT、e-ラーニング、外部セミナーの参加等、ネットとしての社内教育のあるべき姿について
      今後とも検討する。

←ホームに戻る  ←1つ前に戻る  ↑上に戻る